これは TSG Advent Calendar 2025 - Adventar の8日目の記事です。昨日は@__dAi00さんの ArXivのHTML形式論文をKindleに送る #arXiv - Qiita でした。
この記事は、一切自炊をしていなかった筆者(satos)が自炊をするようになった経緯をまとめたものです。
家でさまざまな料理をするためには、さまざまな『自炊器具』『消耗品』『調味料』『食品』などが家に常備されている必要がありますが、いきなり大量のものを買うのはハードルが高いです。この記事を参考にしてもらうことで、どの順番で物を買っていけばよいかの参考にしてもらえると嬉しいです。
という気持ちが2割で、残り8割くらいは自分が自炊erになっていくのが面白かったので記憶しているうちに日記を残すためです。
自炊を始める
背景(2025年8月中旬まで)
自炊を一切せず、学食/近所の定食屋/近所のパン屋などで済ませる生活でした。大学入学直後に2~3日ほど自炊を試みた時期はありましたが、面倒になってやらなくなり数年が経ちます。
step -1. 家で飯を食うことが可能であると知る
まずは家で飯を食うことに慣れましょう。スーパーで出来合いの惣菜を買ってきたり、パン屋でサンドイッチを買ってきたりして、それを家で食べるだけです。買う際に割り箸等をもらえるため、カトラリーを買っておく必要はありません。
step 0. 家に食品が常にあることに慣れる
朝食の際に空きっ腹で外出するのは大変です。家に食料を保存できるようにして、1度の買い出しで複数食分買い込めるようにしましょう。例えば、出来合いの惣菜を買うついでに、朝用のパンを買っておくなどができるようになります。
家に食料を買うと賞味期限が気になってきますが、消費速度が賞味期限より早ければ問題ありません。少しずつ消費量を増やしながら、自分に合った購入量を探っていきましょう。
この時点で鮮度を気にする必要のあるものはサンチュくらいで、その他の食品には賞味期限が書いてあり、割ともちます。サンチュは腐るとヌメッとし始めます。どれくらいで物が腐り始めるのか、腐ったらどのようになるか、自分の胃腸はどれくらいの物まで食べられるのか、など、物が腐る現象への理解をここで深めましょう。
このstepを超えると家でサンドイッチを作って食べれるようになります。買ってきた物を家で加工して食べている時点で、自炊していると言っても過言ではないでしょう。
導入されたもの
- 器具: 冷蔵庫 / 電子レンジ
- 消耗品: 紙皿 / 紙コップ
- 調味料: 醤油
- 食料品: 食パン / ハム / ベーコン / サンチュ
やったこと
- 冷蔵庫を起動させて、食料を保存できるようにしました。
- 夏だったので、アイスを家でいつでも食べられるようになりました。
- 醤油を常備しておくと、買ってきた巻寿司に醤油をかけられます。
- 朝食を食べる用に紙皿と紙コップを買いました。
- 家で牛乳が飲めるようになりました。
- 紙皿の上で食パンにサンチュとハム/ベーコンを挟むことで、サンドイッチとして食べれるようになりました。
- サンチュがない時はレタスを買ったりしてましたが、レタスは洗わないといけなかったり、洗ったあとちゃんと水分を落とさないとパンが濡れて面倒なので、サンチュの方が楽です。
- 面倒臭いときは牛乳とフルグラでお手軽朝食もできます。
- うちの電子レンジにはトースト機能もあるので、これ起動させてパンを焼けるようにしておきました。
- 電子レンジはこれからも色々役立つので起動しておくとよいです。
- マーガリンを買っておくと、焼いたパンに塗って食べられます
- バナナは雑に転がしておいて食べれるので、オススメです
step 1-1. 麺を茹でる(素麺)
季節は夏だったので、素麺を茹でたくなりました。
火を使うことになるので頑張りましょう。水が沸騰する現象や、加熱時間によって変化する食材(ここでは素麺)に慣れていきましょう。
麺を茹でるのに自分は家に転がっていた鍋を使いましたが、最近は久しく鍋を使っていないです。フライパンでも茹でることはでき、色々な料理に転用できるので、この段階で導入するのはフライパンの方がおすすめかもです。
素麺だけ食べている段階なら、鍋に少し麺由来のぬめりが残る程度なので、多分水洗いでも大丈夫です。*1
導入されたもの
- 器具: コンロ / 鍋
- 消耗品: 割り箸
- 調味料: めんつゆ
- 食料品: 素麺 / プチトマト / きゅうり / 鯖缶
やったこと
- 素麺を食べました。
- 麺は紙皿の上にあげ、つゆ入れには紙コップを使いました。
- 野菜としてプチトマトやきゅうり、肉としてハムや鯖缶などを適宜付け合わせました。
- 冷凍庫で製氷しておくといろいろ冷やせてハッピーです。
step 1-2. 麺を茹でる(パスタ)
素麺に比べて、パスタは麺の上にパスタソースなど物を載せた状態で混ぜたくなるので、皿を導入しておくと便利です。
パスタ由来の油汚れが発生するので、鍋や皿を洗うために洗剤を買いましょう。洗剤を使うためのスポンジは、水に濡らしたティッシュで代用できるので大丈夫です。自分はスポンジの衛生管理が面倒なのでいまだにキッチンペーパーで洗い物をしています。
導入されたもの
- 器具: 大皿
- 消耗品: 洗剤
- 調味料: 塩 / 胡椒 / 粉チーズ / パスタソース / マヨネーズ / ドレッシング
- 食料品: パスタ用: パスタ / パスタソース / カットサラダ / ウインナー
step 1-3. その他
レトルトカレーを常備することでカレーを食べられるようになりました。ラップはのちのち無限に使うようになります。
導入されたもの
- 消耗品: ラップ
- 食料品: パックご飯 / レトルトカレー
step 2. 野菜を茹でる
茹でたらそのまま食べられるタイプの野菜を買っておくと、パスタの麺を茹でる前についでに野菜を茹でることができ、楽です。
step 4-1. フライパン
煮麺以外の料理を食べたくなったので、いよいよフライパンを導入しましょう。作った料理をそのままフライパンから食べられると洗い物が減って楽なので、机にフライパンを置くための鍋敷きも買っておきましょう。
導入されたもの
- 器具: フライパン / 鍋敷き
- 調味料: 油 / チャーハンの素
- 食料品: 冷凍ミックスベジタブル
やったこと
- フライパンでパスタを作れるパスタキューブを使ってみましたが、正直微妙でした。
- チャーハンを作りました。
- ミックスベジタブルを解凍せずにフライパンに入れると危ないです。(1敗)
step 4-2. キッチンバサミ
キッチンにまな板を広げるスペースが無いので、包丁の代わりにキッチンバサミを購入しました。さまざまな物が切断ができるようになります。
導入されたもの
- 器具: キッチンばさみ
- 食料品: 玉ねぎ
やったこと
- ナポリタンの具を追加しました。
- 手で千切るより綺麗に切れるようになりました。
- 切った玉ねぎを追加しました。
step 5. 生肉を扱う
加工肉だけだと多分塩分とかがやばいので、いよいよ生肉にも挑戦しましょう。
生肉は腐ったときの健康へのダメージが野菜の比ではないです。自分は消費期限管理をサボるために、買った日に全てフリーザパックに小分けして冷凍するようにしています。
導入されたもの
- 消耗品: フリーザパック
- 食料品: 鶏ささみ肉 / 豚こま肉
step 5-1. 野菜炒め
導入されたもの
- 器具: 菜箸
- 調味料: 酒 / みりん
- 食料品: 豚こま肉 / キャベツ
やったこと
- 野菜炒めを作りました。
- 割り箸だとフライパンが近くて油はねが大変なので、菜箸を買いました。
自炊を継続する
ここまでで自炊をブートストラップすることができました。後はのんびり自炊をしつつ、適宜欲しいものを買っていきましょう。以下、買ってよかったものを並べておきます。
カトラリーを購入
スパゲティーをフォークで食べたくなりました。あと割り箸が勿体無い気がしたので。
導入されたもの
- 器具: 箸・フォーク・スプーン
どんぶりを購入
お茶漬けを食べたくなったので買いました。どんぶりはこれ以降も汁物を作る際に重宝します。
導入されたもの
- 器具: どんぶり
にんじん/じゃがいもを常備
最初はホワイトシチューを作るために買いました。葉野菜に比べてとても保存性が高いので管理が楽で、今では常備野菜です。皮をむいたりじゃがいもの芽を取ったりするためにピーラーは必須です。
導入されたもの
- 器具: ピーラー
- 食料品: にんじん/じゃがいも
やったこと
- ホワイトシチューを作りました。
- 根菜をどれくらい煮ればよいかを学ぶため、シチュールウのパッケージに書いてある調理時間を参考にしましょう。
- 肉じゃがを作りました。
- めんつゆで煮るだけなので、味付けがぶれにくいです。
豆腐を常備
小腹が空いた時に食べるもよし、おかずを1品増やすもよしです。
導入されたもの
- 食料品: 豆腐
だし系調味料を常備
汁物のサイドメニューを手軽に増やせて便利です。
導入されたもの
- 調味料: 固形コンソメ / 液体みそ / 顆粒だし
やったこと
- レンチンした野菜と豆腐に液体みそを溶かして味噌汁を作りました。
- レンチンした野菜とソーセージにコンソメを溶かしてポトフを作りました。
小松菜を冷凍して常備
小松菜は茹でずとも切って冷凍したのちに解凍するだけで食べられるので、味噌汁の実などを手軽に増やせて便利です。
導入されたもの
- 食料品: 小松菜
ごま/ツナを常備
薄切りにした人参などの野菜と和えるだけで美味しくなるのでおすすめです。
導入されたもの
- 調味料: ゴマ/ツナパック
まだ無いもの
包丁/まな板
キッチンバサミ一本でやっています。
計量スプーン/軽量カップ
紙コップ(200mL)と普通のスプーン(10mL)で代用しています。
フライ返し/おたま
菜箸とスプーンですませています。
スポンジ
ティッシュですませています。
ポエム
この節は読み飛ばしてもらってもいいです。この記事を書いている際にいろいろ格言めいたことが書きたくなったのでここにまとめておきます。これらの考え方が自分の性に合っていたというだけで、一般的に当てはまるものでは無いと思います。
- 具材は面倒でも同じくらいの大きさに切りましょう。火の通りが均一になります。
- 薄味側に倒したほうが安全です。薄味だと後から調味料で調整することができますが、入れすぎたものは修正がききません。
- 多少割高でも気にせずに買いましょう。それでも外食するよりかは安いです。
- 新規購入は1度に2~3個程度にしておきましょう。できることの楽しみが少しずつ増えていったほうが、長続きします。
- すぐに次のステップに進まなくてもよいです。自分はstep0(サンドイッチを作る)の状態が1ヶ月ほどありました。
まとめ
少しずつ物品を増やしていくことで、なめらかに自炊状態に移行することができました。
明日の TSG Advent Calendar 2025 - Adventar の記事はsasaki84さんの sort -u ではなく sort | uniq を使おう | sasakiy84.net です。楽しみですね。
